なぜ骨盤は歪んでしまうのか
筋肉やじん帯で支えられているはずの骨盤が、なぜ歪んでしまうのでしょうか。
骨盤を支える筋肉には、大腰筋、腸腰筋、骨盤底筋群などがあり、
これらの筋肉は長時間同じ姿勢で過ごしたり、偏った動作をしていたりすると、
その位置で固まりやすくなります。
そして、固まった筋肉に引っぱられて骨盤の歪みが生じることになります。
特に子宮や直腸、膀胱を支えている骨盤底筋群は、
偏った動作によって緩むことが多いとされているのです。
また、運動不足が続くことで、骨盤を支える筋肉の力が低下し、
骨盤を支えきれず歪みにつながる場合もあります。
骨盤の歪みは体の不調につながることも
骨盤がゆがむことで、
・肩こり、腰・膝の痛みが出る
・姿勢の悪化、猫背になる
・生理痛の悪化
など、体に様々な影響を及ぼす場合があります。
上半身と下半身をつなぐ骨盤は、体の要ともいわれる大切な場所です。
座り方や立ち方、歩き方といった普段の行動を見直した上で、適切なメンテナンスを行うことが大切です。