新着情報

News

打撲(打ち身)とは

打撲とは、「打ち身」とも言われます。

転倒や何かにぶつかるなどで身体に外部から強い衝撃が加わることで起こる、皮下組織や筋肉などの軟部組織の損傷のうち傷口のないもののことです。

日常生活で何かにぶつかったり、ぶつけたりすることでも起こります。皮下出血・腫れ・痛みなどの症状が現れますが、ほとんどの場合は、特別な治療を受けなくても自然に治ることが多いようです。。

 

打撲(打ち身)の症状

打撲は、身体に外部から強い衝撃が加わることで起こります。傷口がない身体の皮下組織や筋肉に生じる損傷のうち傷口のないもののことです。

打撲による損傷部位は、血液に運搬された酸素等により修復されますが、その過程で血流量の増加によって損傷部の腫れや赤み、発熱といった炎症が発現します。

打撲で血管や神経が損傷した場合は、皮下組織に血腫が形成され、赤から青紫、茶色、黄色、緑色などの外見上の変化が現れます。組織の腫れが血管や神経を圧迫すると、痛みや痺れの症状もみられます。

処置が悪い場合には・・・ 

組織内圧の上昇による血行障害で筋腱や神経が壊死するコンパートメント症候群に陥ります。特に四肢の場合は、関節が曲がらない、筋肉が突っ張るなどの機能障害を起こす外傷性骨化性筋炎を発症することがあるので注意が必要です。

<<打撲と骨折の見分け方>>

打撲の場合、腿や腕などの比較的肉の多い部分は痛みがあっても動かすことが可能で、関節の打撲では動かしたことで痛みが増すことはあまりないことが多いです。

一方、骨折の場合は箇所がどこであれ痛みが強く、大きく可動域が制限されます。なお、「内出血が見られ、動かせるが痛みが酷い」というときは両方の可能性が考えられるのでひとまず骨折と判断し、処置するとよいでしょう。

また、患部の腫れにも違いがあります。打撲は打った箇所だけが腫れるのに対し、骨折はその周囲も腫れます。打撲の場合は腫れるのにある程度の時間を要します。痛みが走っても、しばらくの間さほど腫れないときは打撲、痛みが走ってみるみるうちに患部が腫れてきたら骨折であるというのがひとつの目安です。ただ、僅かなヒビなど骨の損傷が軽微な場合や、膝の皿など周囲に筋肉の少ない部分の亀裂などは腫れないこともあるので、こうしたときには患部を冷やす、湿布を張るなどの処置をしながら数日様子を見るのも手段のひとつとなります。日が経つにつれて治ってゆく打撲に対し、骨折していると日を追うごとに腫れや痛みが増すので、そこで判断が可能となります。

 

スポーツによる打撲

特にサッカーやラグビー、格闘技などのスポーツでは発生率が高まり、機能障害につながることもあります。

また、足腰の衰えた高齢者はバランスを崩しやすいために転倒や転落のリスクが高く、骨折を伴うこともあります。

重症の場合は寝たきりの原因にもなりますので、早期に適切な処置を行うことが重要となります。

予防

打撲を引き起こす衝突や転倒などの事故の予防には、筋肉の働きを高める運動が有効です。

寒さや疲労、運動不足等は血流を減少させ、筋肉の虚弱化を招きます。適度な運動や体操で全身をウォームアップすれば、血流を促し筋肉も強化されます。

・日頃からストレッチなどをして筋肉を柔らかい状態にしておくこと

筋肉が固ければ、体全体の動きも固くなってしまいます。動きが固い状態だと転んでしまったりした時に打撲や打ち身をしやすくなってしまいます。それに、ストレッチなどをしていれば転んだとしても、受け身をとりやすくなるので打撲や打ち身まで至らずに済むことが多いです。

応急処置

痛みを感じる患部に当て木(シーネ)をして、包帯で固定することが大事です。指などの小さな関節には小さなサイズの当て木(シーネ)をしてください。当て木(シーネ)はインターネットで簡単に買うことができます。家庭や職場用にひとつ買って用意しておくといいかもしれません。包帯は100円均一の店で売っているようなものでも構いません。おすすめは耳付き包帯です。こちらもインターネットで購入できます。しっかりした生地ですし、洗濯して何度も使うことが可能です。

包帯を購入する際の注意点としては、あまり伸びない生地でできている綿の包帯を購入しましょう。伸縮するタイプの包帯は固定する力が弱いので必ず伸びないタイプの綿の包帯で固定してください。転倒や衝突後の適切な処置は、打撲の腫れによる重症化を予防する上で重要です。

滋賀県大津市の「整体」と「エステ」の両方ができるさち整骨院

店舗名:さち整骨院

住所:〒520-0247 滋賀県大津市仰木2-11-65

TEL:077-572-2702

営業時間:午前8:30〜12:00/午後14:00〜19:00
※火曜日は午後診察17:30~19:00のみ
定休日:木曜午後、日曜日、祝日

施術内容:関節運動学的アプローチ(AKA)、急性期・亜急性期の痛み、捻挫、挫傷、打撲、脱臼