揉み返しの仕組みと対処法について 〜前編〜
マッサージを受けた事がある方で過去に“もみ返し”のご経験がある方もいらっしゃるのではないかと思います。
また、これからマッサージを受けよう!と思う方で「もみ返しにあったらどうしよう、自分に合わなかったらどうしよう。」
と考えている方も多いと思います。
そこで今回は、揉み返しの仕組みと対処法についてご紹介いたします。
揉み返しとは?
マッサージの刺激が強すぎ、その筋肉の筋膜や筋繊維を損傷してしまい炎症が起こった状態のことです。これは無理な姿勢での施術やあまりに強い刺激を受けた時に起こりがちです。
例えば、頚が辛い方でうつ伏せで、痛いのにそのまま受けてしまった場合は、首が痛いのに無理な姿勢で受ければ逆に傷めてしまうのです。
あまりに強い刺激で筋膜や筋繊維を傷めてしまうと起こります。過度の強い刺激は良い事はないのです。
筋肉は、筋線維という細い繊維状の筋が束になってできています。それを筋膜という袋状の膜がつつんでいます。
コリのある筋肉を強く揉むと、筋膜がやぶれ筋線維がさけます。
この時、コリがゆるむので気持ちよく感じるのですが、残念ながらそれは一時的なものです。
筋膜と筋線維がきずついているので、揉みかえしによる痛みが出てきます。
強くもまれる
↓
筋肉が収縮
↓
マッサージ後の筋肉痛
こういったメカニズムで起こると考えられます。
どのような症状がでるのか?
・マッサージを受けて少し経ってから痛くなる
・動かすと痛い
・押すと痛い
・鋭い感覚の痛み
揉み返しの対処法
アイシングをするか、冷シップをするようにしてください。
アイシングは氷などを袋に入れたもの保冷剤みたいなものを痛い部分に10~20分程を目安にあてて下さい。やりすぎは良くありません。
温めると逆に炎症が悪化して痛みが強くなってしまいますので、お風呂で温まりすぎたりサウナは避けるようにしましょう。
滋賀県大津市の「整体」と「エステ」の両方ができるさち整骨院
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施術内容:関節運動学的アプローチ(AKA)、急性期・亜急性期の痛み、捻挫、挫傷、打撲、脱臼